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  • 佐貫寿樹

経験を生かすということ

会社のシステムソフトウェアを更新する際に、いつも見ていて思うのだが、担当されるシステムエンジニアの苦闘には、頭が下がると同時に同情を覚える。

会社のコンピュータシステムの稼働は、財務、経理、総務、営業、管理など、あらゆる分野の専門的ルーチンがあるわけなのだが、それぞれの専門職でもないシステムエンジニアが、その体系の全てを矛盾なく関連付けて構築するなど、考えるだに至難の業だろう。

それぞれの問題点が見えないために、安全策をとって回り道、無駄足となるパートも多くなり、そのためにバグも発生するだろう。

期間計画を組んでスタートしたシステム構築が、まず期間内に完了しない理由も、これにより想像できる。


仕事というものは、どんな簡単な仕事でも、プロフェッショナルを目指さなければ価値が無いと、社会人としてデビューした瞬間から教えられてきたし、今では自分でもそう確信している。

営業という仕事にとっては、対面する問題によっては、未経験であったり、新たな知識が要求されたり、それまで門外漢で済ませてきた分野への関与を求められたりと、絶えず変化することを要求される。

これは、年齢が進んだから、新しい分野は後進にまかせて指示だけ出していれば良い、という管理型の世界とは、一味違った世界だ。

プロフェッショナルでありながら、一つのことに没入せず全体を俯瞰する能力も要求される

自らの経験とそれによる予測、変化してゆく顧客からの欲求に対する的確なリードなど、流れに任せたままで放置できる要素など一つもない。

ここで効果を発揮するのは、やはり経験だと思う。

成功、失敗含めた過去例から、その時点で求められる最適な結論を導き出すこと。

これまでに経験してきた、様々な場面を糧として、価値のある営業というものを目指して行きたいと思う。

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